大空を自由に飛ぶ。これは人類の持つ大きな夢である。
しかし人間は機械に頼らなければこの夢を実現することができない。
そこで考え出されたのが、小型で人間が背負えるほどの推進力、つまり、ロケットパックである。
映画化もされたので皆様ご存じであろう。ロケッティアの登場である。この作品は人類の夢である。
これにのめり込んだ男たちは映画を見、ゲームで飛び、そしてDARK
HORSE社から出ているグラッフィックノベルまで買ってしまう。
もうおわかりであろう、私のレビューは、ロケッティア(スーパーファミコン)についてである。このゲームは人類の夢である。
このゲームの魅力、それは、エセ飛行機レース、エセガンシュー、エセ横スクロールシューティング、そしてエセ格闘と、4種類ものゲームが1つのカセットで楽しめる事である。
なんという豪華さ!さすがスーパーファミ コンである。
すべてのゲームの前に「エセ」が付くのはこの際見なかった事にしよう。
主人公のクリフは飛行機ショーを行うパイロット。
整備員のピーピーから「レースで2度優勝すればロケットパッ
クを渡してやる」と言われる。
何であんたにそんなこと決められてるのかとかいう疑問をはさむ間もなく、飛行機レ
ースは始まる。
1、2面は愛用の飛行機に乗り、ライバル2機を負かすのだ。レースといっても2本の柱の周りをグ
ルグル回るだけである。
Aボタンで加速、Bでは減速だが、減速すると負けるので使わないようにしよう。
左右で柱 のイン、アウトのポジション取りを調節。インへ行けば早く回れるが、曲がった後アウトへふくらんでしまうのでま
た位置を調節だ。
この1、2面だが、実は未だに勝つ理屈がわからない。
レースを続けているとある時スピードが加速する現象がある。これが出ればしめたもの、
あとはスピ ードに惑わされてアウトにふくらんだり柱にぶつかりすぎて墜ちたりしなければOK。
しかしどうにも、具体的にど うすれば加速状態に行くのかがはっきりとは不明なんである。
コーナーをイン寄りで攻めていれば加速しやすい傾向
はあるようだが、確実かというと不明。
何度もクリアしている私も未だにわからない。
また上下は機の高低だが、下 を押すと機を地面に付いたまま走らせることが可能。
なんとこの飛行機、地面を走ったままレースが可能なのだ! しかもその状態で優勝も可能である。
さて、優勝するとロケットパックがもらえ、いよいよ君はロケッティアになる。
しかし、ロケットパックの秘密を 狙うナチスのスパイが登場、銃撃戦になる。
と、いうわけで、3面は何の前触れもなしにガンシューである。ここは
わりと楽なのでさくさく進めるだろう。
4面はなんと1、2面と同画面で飛行機レースにロケッティアが参加! いいのか?おい。
この面は実に楽である 。なにせ、ロケッティアの性能がすごいのだ。あいかわらず理屈はわからないが、
普通にやっててもまず負けること はない。
4面が一番楽なゲームってなんだよオイ。
しかしロケッティアの耐久力は所詮人間なので、柱にぶつかれば
一撃で墜落する。注意。
また、なんとこの面でも地面上でロケッティアを走らせることが可能。すごい勢いで地を這うロケッティアが猛烈に笑える。必見である。
そして5面。恋人をさらったナチスと銃撃戦。
3面と同画面だが、敵の武器が増えたりして少し難しくなった。そ
して3面と違い、この面にはボスが!敵の装甲ヘリが最後に登場するのだ!
圧倒的な装甲と破壊力をもつこのボ スキャラ、攻略は不可能に思えるが、少し耐えていると上部ハッチが開くので
顔を出した敵のボスを撃つ。これで楽勝である。バカかこいつは。
6面はいよいよ空中戦。恋人を取り戻すために飛び立つロケッティアにナチスの猛攻!
戦闘機、落下傘爆弾、落 下傘兵(殺すために落としているとしか思えん)、V1、V2などのナチスの最新兵器がここぞとばかりに大量投入
される。
ひょっとしたらナチスが負けたのはこの時ロケッティアに戦力を使いすぎたせいじゃねえのかと思えるほどすさまじい。
頑張って進むとついにナチスの秘密兵器が登場。ってこれ、ロケット兵じゃねえか!
ナチスはロケットパックの秘密を盗むために戦ってんじゃなかったのか!??
しかも こっちより軽快に動いてる気もする。何なんだ。
7面。この面も横シューだが、自機はロケッティアではなく、前にプロペラ、上にローターが付いたけったいな飛
行機。
しかも最初はパワーショットがゼロ。敵の攻撃はさらに増してくる。
これで何をしろという感じだが、ライフが減ってきたら回避に専念して耐えていれば燃料が飛んでくるので
確実に取っていけば クリアできるだろう。
そしていよいよ最終面。ナチスのボスとの飛行船上での戦いだ。
飛行船に着地するクリフ。お前飛んで倒せよと思
うが映画にもあった通りロケットパックが故障しているのだ。
ロケッティアというゲームで実際にロケッティアが空
中戦を行うのが6面だけってのは問題ある気がするぞ。
で、まずは敵のザコを叩きのめす。上からボスが爆弾を投げ
てくるが、こっちの移動速度が遅いのであまり避けられない。
そしてAボタンで右ストレートをかましてやれ!
あ れ?そういえばこいつ銃を持ってたな。Bボタンでは何が出るんだ?
説明書を読む。
Bボタン:左のパンチ!こっこれはかのファミコンの「アーバンチャンピオン」ではないか!
最終面にこれを持ってくるとは渋い、渋すぎ
るぞ。
ザコをけちらしたら飛行船の上に上がってボスと対決。しかし、アーバンチャンピオンと同じく、防御などな
いので、ひたすらどつきあい。
この面も勝ちかたがわからん。最終面がこれで良いのか!? とにかく勝利すれば恋人
を助けてハッピーエンド。めでたしめでたし。
このゲーム、面と面の間にストーリーを漫画で見せてくれて、これが
なかなか良い。
そして、ハッピーエンドの後は、2周目!
そう、1周目など単なる前戯にすぎんよ。2周目では何が変わってる
かと言うと、レースの周回数が上がってる!!
いいかげんうざくなってくることうけあいである。
そして2周目の最終面、ボス強すぎ。
元 々ボタンを適当に叩いて勝利していたので、どうすればいいのか全くわからん。という所でレビューを終わらせてい
ただくが、
このゲームの2周目のボスが倒せるという猛者が参加者にいた場合は素直に負けを認めて竜王戦を脱落す
る所存である。