あなたは、クソゲーと聞いてどういう作品を思い浮かべますか?

操作性が悪いゲーム?
意味不明のシナリオが展開されるゲーム?
やたらと有名人を起用しているゲーム?

もし、これらの条件を全て満たした作品があったとしたら、これは大弱りですよね。
ところが、世の中は広い。
そんな困った作品があるんですよね、これが。
それが今回紹介する 「TIZ 〜TOKYO INSECT ZOO〜」 という作品です。

あ、ちなみに 「ティズ」 と読みます。
名前は似てますが、ホモCMを流して大コケした 某トランス・シューティング
ゲームとは何の関係もないので注意してくださいね。



それでは早速、パッケージの裏面に書かれているゲームの説明文から紹介しましょうか。

「ある日突然、カブトムシになってしまったらどうしますか?」

んなこと言われても、どう反応すればいいのか困ってしまいます。
どうやらプレイヤーはカブトムシに変身するのだろう、ということだけは分かりますが…。


まあ、こんなことで悩んでいても仕方ないので、ゲームを始める事にしましょうか。
プレイステーションを起動させると、会社のロゴとバスケットボールが表示されます。
しばらく待つものの、何も起きません。
よく分からないのでスタートボタンを押すと…いきなりオープニングが始まりました。

なるほど、タイトル画面が無いゲーム というわけですね。
これは意表を突かれました。



さて、オープニングでスタッフ紹介が終わると、真っ青な空に球が浮かんでいる画面が
表示されて、「私はここよ、早く捕まえて」 という女性の声が聞こえます。

ここからどういうムービーが流れるのだろうと待ち構えていると…あれ、何も起きません。
もしやと方向キーを入力すると、画面が動くではないですか。

そこで、色々とボタンを押してみたのですが、何の反応もありません。
しばらく悩んでも分からなかったので、活路を求めて説明書を読んでみると…

「画面内に球を捉えて変形させてください。
L/Rボタンを押すと、球は様々な形に姿を変えます。
何度かL1、2/R1、2ボタンを押して、全ての形を取らせてみてください。」

なんじゃ、そりゃ!
説明書を読まないと開始直後にドン詰まりになるアドベンチャー
ゲームいうのも久しぶりです。
なるほど、こいつはそういう作品なんですか!



今度は、主人公の男の子が幼馴染の女の子とボールで遊んでいるシーンに移ります。
放り投げたボールが木に引っかかったので取ってきてくれ、とだけ言い残すと、女の子は
どこかに行ってしまいました。

さて、ここから主人公を移動させる場面となります。
ここは主観型3D画面ですので、「DOOM」 や 「魔剣X」 でも思い浮かべてください。

でも、異常に移動速度が遅いです。
さらに、何もない場所に透明の壁が存在します。
ついつい指先に力が入って、動かすだけでも苦労してしまいます。

皆さん最高ですか? 最低です。



ま、そんな愚痴は置いといて、物語を進めてめていきましょう。

ボールを取れといわれたので木に登ってみますと、いきなり妖精のようなキャラクターが
現れて画面が暗転してしまいました。
気が付くと、主人公はカブトムシに変身しているではありませんか!!


「なぜ?」 という、もっともな質問を受け付けない問答無用の展開!

落ち着け、自分は何か間違いを犯したに違いない。
多分、このゲームはマルチシナリオで、いきなり木に登ったのがまずかったんだ。
他のルート通れば、自分がカブトムシになる理由が説明されるはずだ…。
そう自分に言い聞かせて、もう一度ゲームをやり直してみました。


今度は木に登らず、近くの建物の扉を開けてみましょう。
そこは主人公の自宅で、主人公は焼肉屋の息子だった
という何の意味も無い設定が判明します。

表玄関から商店街に出ると、先程の女の子が登場して会話が始まりました。
おお、やっぱりこちらが正しい展開だったんですね。 ちょっぴり安心です。


会話終了後に女の子が立ち去るので、後を追いかけていくと、急に画面が暗転しました。
別のマップが登場するのかと、ワクワクしながら待っていると…ああっ!?

主人公、いきなりカブトムシに
なってるよ!!


商店街を歩いてたらカブトムシに変身してしまいましたって、
さっきよりも意味不明なんですけど。


この時点で、先が思いやられます。
落ち込んでいても仕方ないんで、このままゲームを進めることにしましょうか。
とほほ…。



レビューの続きはこちらまで

レビューからトップに戻る