Xak(サーク)
reviewer: 夜魔
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ジャンル |
アクションRPG |
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ハード |
SFC |
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メーカー |
SUNSOFT |
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知名度 |
★★★★☆
オレとcraft氏のみ
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ゲーム性 |
★★★★☆
ゾイドよりはマシ |
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インパクト |
★★★★★
ある意味メガトン級
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■まえがき■
お金がないとき。良い新作に巡り合えそうになかったとき。
それでも何かゲームをしたいと思ったら、手を出すのはそう、中古ソフトです。
そして、ソフトを選ぶ基準としては、これまでのゲームライフの中で聞き覚えの無いタイトル、タイトルは知られていても、周りの友人達がプレイしたことの無いタイトル、もとい、プレイされないタイトルが良いでしょう。
箱、説明書が無ければ、自分で操作方法を探し出すドキドキ感やスリルも味わえます。
SFCの中古ソフトが盛んに出回っていた頃、こういったソフトに共通するのは、大抵1000円以下だということです。
格安で手に入る、自分だけの淡い体験・・・。
いい響きだと思いませんか?良くも悪くも。
さて、本作「Xak」もそんなソフトの一つです。
細かい説明は僕のゲームプレイになぞらえてごらんになってください。
■プロローグ■
SUNSOFTのロゴの後にデモシーンに移ります。
心臓の鼓動のようなドクンという効果音とともに画面が切り替わります。映画のような感じでなかなか良いです。
ヒットか?という思わせっぷりたっぷりです。とりあえず最初から始めます。
いきなり街の中です。何の説明もありません。
とりあえず、手当たり次第話し掛けていると、画面が切り替わりました。
どうやら主人公やストーリーに関係のある人物の場合、その人の顔も拝めるようです。
彼は主人公の友人で、武器屋の息子でした。
なんでも、彼は武器が嫌いで不満いっぱいのようです。
だからどうした。
町長の家に入ると町長が、ピクシーが王様の使いでこの町に来たと告げて、ピクシーと代わりました。
なんでもピクシーの話は要約するとこうです。
250年前に世界を支配しようとした魔物を魂と肉体とに分けて封印していたが、最近その魂の封印が解かれてしまい、復活しそうで、主人公の父親に助けを求めに来たと。
父親は半年前に旅に出たまま行方不明であると告げると、父親が駄目なら息子だそうです。そして主人公の一族には250年前に魔物を封印した神の血が流れていることも伝えました。
当然主人公はそんな話初耳です。
驚いていると、「そんなこともしらないの!?」と罵倒されました。
屈辱です。
全ての期待が主人公に向けられました。みんな勝手です。
町長からは仕度金までもらってしまいました。こうなったらやるしかないです。
■↑・↑・↓・↓・(以下略)■
というわけで、まずは武器屋で装備を整えます。
武器や防具は主人公のレベルに合ったものしか装備できないようです。
装備画面を呼び出したとき、あることに気付きました。
この画面、あるゲームにそっくりです。アイテム画面に切り替えます。
これもうりふたつです。装備をして村の外に出ます。
そっくりです。やばい位にそっくりです。
あの名作アクションロールプレイングゲーム「イ○ス」に・・・。
あえてその違いをあげるならキャラクターや家の大きさが1.5倍(俺比)になっていて、Bボタンで攻撃(剣を振る)くらいです。
さぁ、気を取り直して敵と初めての戦いです。
スライムがうろついていました。近づいて剣を振ると、手応えがあるのにダメージがありません。
もしやと思い「○ース」の時のように体半分ずらした状態でやってみます。
効きました。こんなところまで一緒です。
よく問題にならなかったとファルコムを誉める自分がいます。もう楽勝です。
次は剣を振る骸骨です。状況が悪く攻撃を食らってしまいました。
一撃でHPの75%を削られました。
とてもスライムと一緒にうろついてる敵とは思えない程いきなりの強敵です。
慎重に戦います。何回か戦っているとレベルが上がりました。
ちょっと強くなったみたいなので、改めて骸骨と戦います。
たいしたこと無くなりました。
主人公強くなりすぎです。でも油断できません。
しばらくはこいつらでレベルを稼ぎます。
稼いだ金で装備を整えると、体当たりだけで敵が死んでゆきます。
参りました。
町で買える最高の武器を手に入れ、魔法をかけ、準備万端です。
■第一部 恐るべし罠■
改めて外の世界を探索です。
すると、今度は魔物退治を頼まれます。BOSSのにほひです。引き受けます。
森の精霊が狂暴化したものだそうです。森の奥にいたその精霊と、いよいよ戦いです。
・・・二発で倒してしまいました。
ノーダメージ・・・というよりBOSSの攻撃すら効きません。強すぎます。
切なさを胸に町に戻ります。
帰り道、また人が倒れていました。なんと武器屋の息子です。彼は主人公の跡を追って魔物に襲われたそうです。
なかなか愛いやつじゃ。
助けてくれと言うので彼を背負うと何と罠でした。
「GAME OVER」
・・・初めてです、こんなの。
次は彼の頼みを断ります。すると正体を現しました。ただの雑魚です。
また切なくなります。このゲームは罠でバランスを調整しています。
斬新さを通り越してゲームでは無くなっています。
そんなことがありながらどんどん先に進みます。
いろんなBOSSと戦いました。水龍、町を襲う魔物、二体のエレメンタル
・・・全てノーダメージ、そして2〜4発です。
あの骸骨以来強い魔物に遭っていません。バランス偏り過ぎです。
サクサクサクサク爽快にBOSSが散っていきます。
いまだかつてこんなに弱いBOSS群がいたでしょうか?
そしてエレメンタルを倒して先に進むとまたデモが始まり、アイキャッチ(TVアニメとかでCMに移るときに流れるやつ)とともに第二部が始まるよ、と告知されました。
少しほっとしました。第二部からはもっとゲームらしくなるのでしょう。淡い期待を胸にいよいよ第二部です。
■第二部(最終部)ネクロマンシー登場■
まず、第二部に入って最初の町で、いきなり最強の武器を扱っている店がありました。
店主自らそう言っているので間違いありません。
しかし、買えるのは盾だけで、剣と鎧は店主曰く
そうそう手に入るもんじゃないと品切れのご様子。
そうそう手に入ってたまるものか。
でも盾は買いました。盾だけはもう最強です。
聖域へは町の北の塔を登り、その先を抜けていかなければならないようです。
早速塔に向かいます。
何も変わりはしませんでした。
むしろ余計バランスの悪さを露呈しています。相変わらず敵に歯ごたえがありません。
ちょっとしたイベントがある程度です。
塔の最上階には黒いマントの男と呼ばれていた男がいました。
ネクロマンシーと名乗ったその男は主人公を「ビカム・アンデッド」とやらを使って倒すようです。
男の体が光りました。何も起こりません。
試しに動いてみると主人公が近づかないとちゃんと戦闘にならないようです。
部屋を出てみます。出ることが出来ました。でも、このままでは先に進めないのでもう一度部屋に入ります。
今度は本当に戦闘です。男はビカム・アンデッドを使って死者を呼び出しました。
あまり怖そうに無いゾンビが6体近づいてきます。ゾンビは主人公に触れると弾かれてしまいました。
弾かれてもなお近づいてきます。悲しくなってきました。
Bボタンを押すだけでゾンビが散ってゆきます。6体倒すと、男はまたビカムアンデッドを使います。切ない戦いです。
こんなことを何回か繰り返すと、男は去ってゆきました。何だったのでしょう。
■高速で進むストーリー■
塔を抜けると、溶岩地帯に出ました。
うろついていると、小さな洞穴らしきものがありました。
中に入ると、人がいます。なんでも、先にある炎の砦の住民たちだそうです。魔物に占拠されてしまい、ここに移り住んでいると。
若い女の子から頂いた「耐火マント」を装備していざ炎の砦へ。
砦の所々に炎のカーテンがあります。耐火マントはこのためにあるようです。
耐火なのでダメージを軽減するのかと思い興味本位でマントなしでカーテンへ・・・。
「熱いっ」
燃え尽きてしまいました。
こっちはもうとっくに真っ白です。気を取り直すのはこれで何度目でしょう。
あっという間にゲーム終盤です。
と、今度は聖域につくまでシューティングです。
またあることに気付きました。これはドラゴン○ピリットに間違いありません。
これで二作目です。いろんな意味で。
ここにもBOSSがいました。こいつはなかなかやります。
このゲーム実はシューティングだったんじゃないかと思うほどです。
聖域では最奥に行くためにワープゾーンを正しく進まなければならないようです。
最短ルートを探し始めました。くまなく探したのにありません。
どうしても行き詰まります。何なんでしょう、このゲームは。誰か見つけたら教えてください。
迷っているうちに進めたので良しとします。
いよいよ、バドゥーとの対決です。
■アオーン■
バドゥーはよくある敵キャラのごとく語り始めました。
それによれば主人公の父親がバドゥーの魂を解き放ったのだそうです。
主人公は驚きます。しかしそれより驚くべきはその方法です。
バドゥーは主人公の父親にギアス(強制の魔法)をかけたそうです。
そしてそれにかかればどんなに強固な精神力の持ち主でも操れるといいます。
ならどうしてこんな面倒なことばかりするのでしょうか?
ギアスだけで事足りないのでしょうか?
一通り話し終えると、いよいよ戦闘です。
「いくぞ!」
となんの変化も無いバドゥーの声とともにその姿が露わになりました。
そして・・・
「アオーン」・・・GAME OVER。
大爆笑です。
バドゥー登場とともにいきなり口から放たれた光線でやられてしまいました。
このゲーム、僕を笑い殺そうとしています。
笑いながらもう一度アタックです。今度はすでにキーを右に入れておきます。
光線をよけました。
と、ここでもまた気付きました。この戦闘、「ソウル○レイダー」にクリソツです。
いつのまにか剣先から光弾を発射する主人公。これでバドゥーにダメージを与えます。
「アオーン」のほかに変な弾も出してきますが、動かなくても当たらないので心配御無用です。
ここでもBボタンだけでバドゥーにダメージを与えます。このまま終わるかと思いきや、お待ちかねの変身です。
画面が光に包まれ最終形態へ。確かに変身です。形だけ。
「アオーン」「アオーン」「アオーン」「アオーン」「アオーン」「アオーン」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは恐らく僕のゲームライフの中で一、二を争う笑撃です。
もういやだ、こんなゲーム。
いいんです。こんな風に言っても。これはクソゲーじゃありません。
ゲームですらないのですから。 気付いたらもうバドゥーはやられていました。
■エピローグ■
・・・嗚呼、悪い夢であってほしい。
僕の切なる願いも通じずにエンディングです。
ネクロマンシーが出てきました。
バドゥーが主人公に倒されたことを何者かに報告しています。これは続編への複線でしょうか。
だとしたら、もうやめてください。これ以上笑わせないでください。
エンディングになってもうれしくもなんともありません。達成感もありません。
オープニングのデモからのマイナーチェンジなスタッフロールがだらだら流れていきます。
切なさとやりきれない思いとあの「アオーン」が僕を包み込みます。
■あとがき■
やるせなくリセットを押してデータのロード画面を見てみると、プレイ時間は4:54だったのでバドゥー戦も含めてクリアにかかったのはたったの五時間弱でしょう。
振り返ってみると町が三つ砦が二つダンジョンが一つ塔が一つというこれまた驚きの狭さ。
このゲームにはタイムアタックというおまけがついていたようです。
みなさん、これが1000円ゲームの恐ろしさ・・・いや魅力なのです。
そして気になる続編は・・・親切な方、教えてください。
この続編は出ているのでしょうか?
手元にある大技林で調べることも出来ますが、とてもそんな気にはなれません。
そして誰か、このレビューを書くに当たって四度プレイする羽目になってしまった僕に愛の手を・・・。
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