剣術漫画『バガボンド』がこれほど売れてしまった今、武蔵と言われても
武しゃんと勝手に脳内変換してしまうのと、
侍のくせに趣味がロッククライミングというイメージしかみんな持っていないと思うのですが、
そんな武蔵のイメージ、じつはとっても大間違いなのね!(きっぱり)
当の宮本武蔵本人は二刀流を使い手として幾多の修羅場を生き抜き、
戦術指南書『五輪の書』を後世に残し生涯不敗を貫き通したほどの大剣豪。
だから武蔵と聞いたら
天下無双、生涯不敗といった強いをイメージしなくてはいけないのですよ!!
あれ、たしかバガボンドじゃ胤舜にボロ負け・・・さて、武蔵は武蔵でもこちらの武蔵は一味違います。
本日レビューするのは1998年スクウェアが放った
BRAVE FENCERシリーズ第一弾、
・・・とカッコよく銘打ったわりには
あまりのクソっぷりにその後まったくシリーズ化されなかったという
スクウェア転落への序曲第一弾、BRAVE FENCER武蔵伝。 (BRAVE FENCER = 勇敢な剣士)このゲーム、当時のゲーム雑誌では
『スクウェアとしては珍しく侍を主人公とした剣術アクション』と紹介されており
ブシドーブレードは無かったことになっているのが読んでて涙を誘いましたが、
結局このソフトも同じ運命を辿るハメになるわけです。
物語は味方である平和なヤクイニック王国にロボット兵擁する工業帝国が侵略を開始。
突然の侵略により兵士は次々と敗退。そこでヒロインである王女、
フィ−レ姫(性格&見た目がまんまエヴァのアスカ)が代々王家に伝わる英雄召還能力を使って
主人公武蔵を別世界から召還し、
「英雄殿に国を助けてもらいましょ!」「そうしましょ!」とするところから始まるわけですが、
もうこの時点で
主人公・武蔵の都合は一切無視。突然見たこともない世界に飛ばされただけでも迷惑なのに、
目の前の毛唐女から「あんたは英雄なのよ、だから私達を助けなさい」と
ナマクラ刀一本渡されて
さぁ敵殲滅いってみよ!鼻から白い粉でも吸っとんのかこの女。敵は強大な軍事帝国。そんな相手に
ナマクラ一本でなにをしろと? はぁ、一向一揆?自分の息子に銅の剣渡してハーゴン倒して来いとのたまうロ-レシアの王様並みにトチ狂ったこの発言、
俺が武蔵だったらこのキチガイ女に剣を振り下ろします。
そういや元の世界じゃ剣豪とまで言われた英雄武蔵、
なんでこっちの世界じゃ子供の姿なんだろう?と疑問に思っていたら、
なんと
このバカ女の召還能力が未熟のせいで召還途中で子供の姿になっちゃったとか!あは!
やりやがったぜこの女、城出る前に言い訳くらい聞いてやろうかと思ったら
「ふ、フン、計算どおりよ!」
武蔵、こいつ殺そう。自分のミスによる助っ人外人の戦力ダウンを計算どおりとは
『ガンダム〜逆襲のシャア〜』を
略してガンシャと呼ぶくらい無理があると思いますが、
こんな女が王女である以上、
どのみち即位して数年後には侵略されると思います。しかし国を助けないことには元の世界に戻れない武蔵、しぶしぶ打倒帝国をOKすることに。
キチガイ女の命令で命を張らなきゃならないだなんて
どこぞのブロンズ聖闘士を思い出させますが、
星矢がアテナに従ってるのは
アテナが巨乳だったからにほかならないわけで、
もうホント、脳に電極板が刺さっているヒロインは勘弁してくださいよスクウェアさん。
さて、肝心のゲームの方はと思って十字キー横に押したら
斜めに走り出す武蔵。あれあれ?と思い上を押したら
更に全然違う方向に。このゲーム、画面斜めクォータービュー+8方向移動なので武蔵が思うように進まない上に、
途中いきなりカメラアングルが3Dに変わったりするので
キー押したままだと
横にいる敵にありえない角度で突っ込みます。歌舞伎町だったら小指がなくなるこの所業、まさにBRAVE FENCER(勇敢な剣士)ですね!
(死ね!)その他よせばいいのにフルポリゴンをウリにして余計に画面を複雑にしているので、
地面とガケの境界線がすごいわかりづらくあわれ武蔵くん谷底へヒモなしバンジー。
よし、目的地まで一直線だぜ! → シュタタタタ
ズルッ →
谷底へぴゅ〜ん?これはガケなのか?(目を凝らす) → 敵の弾が当たりよろける →
谷底へぴゅ〜主人公、いじめを苦に投身自殺 (スポーツニッポン 1面)
自分から進んで危険な場所へ身を投げるなんて
ミートくんの足を取りに行くロビンマスクだけで十分だと思うのですが、
ホント、前方不注意で主人公がテトリス棒と化して落ちゲーとなるこのゲーム、
勇敢と犬死には全然違うのよスクウェア!!ポリゴンが汚くていちいち目を凝らさなければわからないうえに、
画面奥へのジャンプが必要な場所でどうして
アングルが3Dになるのか、全く理解ができません。
おかげで時間と視力を無駄にして、谷底に無意味な屍の山を築くはめに。
ボクが
男塾の富樫だったら突風吹いて助かったのにね。でもね、悲しいことに富樫じゃないの。
チクショーと思いつつCDケース蹴ったらガシャッと同梱のCD
FF8体験版がヤッホー!うわ、殺意倍増・・・。敵の女幹部の声優に
三石琴乃・宮村優子といった
小ネタを仕込む労力あったら他にする事あるだろうに。
ゲームを構成する重要ファクターである
操作性、キャラ作り、シナリオのうち
すでに3分の2で失敗しているのもどうかと思いますが、大丈夫。
シナリオも腐ってます。ストーリーの途中で城の大臣からゴンドラ修理を頼まれる強制イベントがあるのですが
またこのジジイがもう敵から金もらって動いているとしか思えないくらいの外道っぷりで、
大変だ!敵の攻撃でゴンドラが壊れちゃった!
↓
ゴンドラを直すには専用のパーツが必要だ!
↓
そのパーツは魔物でいっぱいの洞窟の奥に保管してある! (なんでやねん)
↓
危険だから俺イヤだ!よし、お前取ってらっしゃい! (国の英雄をパシリ扱いです)
↓
あ、言っとくけどパーツは4つ置いてあって、うち3つはダミーだからね! 間違ったの持ってきちゃうとまた洞窟潜ってもらうよ!
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幼児虐待の瞬間です。見た目10歳の子供に死んでこいと言い出すこのじじい、孫が成人式で捕まったのでしょうか。
ヒゲ生えているのがどこぞのエグゼクティブプロデューサーを思わせてアレなのですが、
まったく、
炎天下の車に閉じ込めてパチンコ行ってやろうかしら! (虐待返し)
しかもこのイベント、
ストーリーと全く関係ないただのおつかいイベントなのが余計怒りに拍車をかける。
だいたい4つのうち3つはダミーだなんて、はは、
それアンタんとこのゲームじゃないですか。あ、言っとくけどゲームは
武蔵伝・ブシドーブレード・FF8・フロントミッションと4つあって、
うち3つはクソだからね!間違ったの作っちゃうと
また映画ポシャってもらうよ!もうこの時点でネロがルーヴェンスの絵を見る前に逝ってしまいそうな展開ですが、
この世界ではアイテムに関してもアバウトさ爆発で、
食材等のナマモノはゲーム内の日数と連動して変化するという仕様なのですが、
お店で回復アイテム
『ミルク』を購入
↓
ゲーム内時間で10日が経過
↓
きゃぁ、
『ミルク』が
『ヨーグルト』に変化しちゃった!!
↓
もぐもぐ。回復率UP! ъ( ゚ー^) 腐ってるだけだろそれ!!牛乳が固形になっただけでヨーグルト呼ばわり!?むむむ・・・・
この雄山を試そうというのか!スタッフロールに
スポンサー/雪印の文字が流れないことを祈るばかりですが、
良くて腹痛、悪くて身体が変色するこの苦行、
耐えきれたら麻原尊師もキリストになります。
開発者インタビューに書いてあった
「多くの子供にプレイして頂きたいですね」の
プレイには
スカトロプレイも含まれているのでしょう。
わぉ、幼児虐待につづきスカトロプレイまで!!こ、このペド野郎め!(狂ってます)まったく、スクウェア開発陣は遊びなのかマジなのか、
はたまた村西とおる監督が紛れ込んでるのかはわかりませんが、
それ以上に腹立たしいのが五輪の書による固有技。
冒険中手に入れた
火・土・風・水・空の5つの巻き物により武蔵はパワーアップするのですが、
「風の巻は回転して敵を倒す」と言われ早速使ってみたら
「カモン!はなまるBOX!」と叫びそうなヘボい回転技だったり、
苦労して手に入れた水の巻物は
剣の先から水をチョボチョボ出すだけだったりと
宮本武蔵が墓から抜け出して
鬼武者3 in スクウェア社内が始まりそうなヒドい出来。
↑回転技を使用中の武蔵。画面奥には宿命のライバル、小次郎の姿も。このほかストーリーやイベントは先へ進めば進むほどヘボさ加減を増しており、
先述の
バカ女がピーチ姫のごとく敵にとっ捕まってやらんでもいいイベントやらされたり、
バカ女がうっかり召還しちゃった佐々木小次郎が中ボスとして登場したり・・・
ちくしょう、全部あの女の尻ぬぐいかよ!!女、ジャマしすぎ。シナリオライター手ぇ抜きすぎ。ヒロインが大人しく家で寝てれば時間半分で終わりそうなこのゲーム、
わざわざヒロインの性格を
同梱の体験版といっしょにしなくてもいいと思います。
あげくにラスボス間際、バカ女が人質状態になって武蔵が剣を取るか(=世界を救う)姫の命を取るか
2択に迫られているときに開口一番
「武蔵くん、私、死にたくない!」
武蔵、こいつ殺そうスネ夫を殺してボクも死ぬ。こちらの覚悟は決まりました。
ここでバカ女見殺しにしてもジャッジは3対0で白旗を上げると思いますが(ジャッジ/しまみつお)、
結局敵はブチ殺せても女は殺せないフェミニストな武蔵くん、剣を捨て(バカ!)、余計窮地な状況に。
でもなんとかピンチを脱する我らが武蔵。いいぞ、いいぞ武蔵!!敵を追え!最終決戦は目前だ!!
そしていよいよ最終決戦へとつづく
・・・約10分ほどつづく地獄のジャンプアクション面。 シュタタタタ
ズルッ →
谷底へぴゅ〜 シュタタタタ
ズルッ →
谷底へぴゅ〜武蔵くん、私、このゲームやりたくない!・・・・最後に、スクウェアから発売したBrave Fencer武蔵伝をクソと評した本レビューは、
プロジェクトX(エックソ) 〜武蔵伝を作った男たち〜 をお送りして終了したいと思います。
〜武蔵伝を作った男たち〜
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風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス 街角のヴィーナス みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ
地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
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崖の上のジュピター 水底のシリウス みんな何処へ行った 見守られることもなく
名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む
つばめよ高い空から教えてよ
地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
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名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む
風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った
見送られることもなく
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
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