■2分でわかる水戸黄門講座■
江戸時代、めちゃくちゃ偉い爺様が旅のお供に強いボディーガード2名とお色気担当、ピッキング犯、
その他50歳にもなってうっかりしてる人などを従えて世直しを目的に諸国慢遊する人情物語。
お前がちゃんと政治してれば悪事は減るのでは?という質問はナンセンスだ。
番組では主に町娘が悪人にとっ捕まりそうになりそうなところを黄門様御一行が偶然通りがかり、
助けてもらった町娘が事件のあらましを説明する。
それを聞いた黄門様 「これは放ってはおけませんな。助さん、格さん」 と首を縦に振ったかと思うと、
仲間が事件の真相を暴くべく情報収集を開始。
聞きこみしたり悪人殴ったり、ピッキングしたりして証拠を集めていく。
ちなみにその時のかげろうお銀の仕事内容としては、
1、まずお風呂に入る。
2、悪玉の首領に「わしもそっちへ参るぞ」と言わせる。
3、悪玉の首領が風呂場を覗くと消える。
・・・非常に危険な任務だ。
やがて「そこまでですぞ池田屋!話はそこの娘さんから聞きましたぞ」と敵陣に乗り込み
悪事がバレて逆上した首領をボディーガードがボッコボコにしたあと、
格さんが懐に手を入れ「静まれ静まれい!この紋所が目に入らぬか!」と印籠登場。
静まれというか自分達で騒ぎを大きくしたくせにと思うものの、悪人も相手が御上と知ってハハァ〜。
ご隠居高笑い、助格ニンマリ。事件を暴力で解決するあたり、神奈川県警のご先祖かと思われます。
ちなみに水戸黄門最大の敵は越後屋でも悪家老でもなく、世界まる見え!TV特捜部。
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デジタル写真集
 
『永遠の妖精』 由美かおる for Win
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さて、ゲーム『水戸黄門』はそんな
謎のカルト集団を操作して事件の情報を集め、お裁きタイムで悪人を懲らしめるという
原作を忠実に再現し黄門様気分が味わえるという夢のファミコンソフト。
購買層が水戸黄門を見ているガキという
アダルトチルドレン以外お断りなゲームではありますが、
開発元は
サン電子株式会社。そのサン電子の過去のファミコン代表作としては、
『いっき』
重税に苦しんだ農民がたった2人で一向一揆を起こすというやけに過疎化の進んだ村が舞台のアクションゲーム。
プレイヤーはなぜか敵を追尾するホームング鎌で敵を攻撃し(いけ、ファンネル!)、
自分達の作った畑を踏み荒らしながら道に落ちてる小判を8枚集めるとクリア。一揆終了。
・・・なにかが違う、なにかが。
『東海道五十三次』
京都で花火職人の修行を終えたカン太郎が、花火技術を武器開発に利用しようと企む
悪者相手に町中いたるところで爆弾ぶん投げるというアルカイダも真っ青のテロリスト育成ゲーム。
投げた爆弾はまっすぐではなく山なりに飛ぶので敵が横にいると当たらないというステキ仕様。
よって激ムズ。永谷園のお茶漬けを買うとこれのトレーディングカードが付いてくる。
・・・といった
「ジパングは黄金の国ダヨ」以上に間違った知識を伝える歴史通ゲームメーカー。個人的に
光栄以上。社員は全員ちょんまげを結ったアメリカ人かと思われますが、そのサン電子がお茶の間人気にあやかり
世のゲーム少年達に送り出した新たな歴史ゲームがこの
『水戸黄門』。
ゲームは前述の通り水戸黄門一行を操って敵の悪事を暴いていくわけだが、その大まかな流れとして
助さん(格さん)が町行く人から話を聞くうちに事件の概要が浮かんでくる
↓
手がかりを探すため、八兵衛(又平)・弥七(お銀)等を使って町中を駆けめぐる
↓
たまには屋根裏へ潜り込むとか色々する内に手がかりとなる情報が聞ける
↓
このとき「ちゃらららん」という音が鳴って手がかりメーターが少しアップする。 このメーターがいっぱいになったとき黄門さまの屋敷に行って、お裁きタイム、一件落着という段取り
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当時のゲーム雑誌では
『アクションアドベンチャー時代劇ゲーム』 という
ビッグマグナム黒岩先生並みにわけのわからないネーミングで紹介されてましたが、
ゲームとしては大味ながらもそれぞれのキャラを掴んだなかなかの良作と言え、子供心に楽しく遊べたものでした。
で、今回クソゲー竜王戦用にレビューするのはその続編である
『水戸黄門2』。
前回高評価を得て気を良くしたサン電子があまり間を置かずに発売したソフトであり、水戸黄門好きとしても
「これは放ってはおけませんな」と心の黄門様も公的資金の導入に判を押す。(購入決定)
あぁ、また黄門様御一行と日本中を旅できるんだな、幸せだな・・・と私の心をグッと引き寄せます。
うれしくなって水戸黄門2の紹介記事を見ていると
「ついに世界に進出した黄門様。アメリカやイタリアを舞台に、今度は世界を世直しだ!」
そうそう、アメリカで世直し・・・
え、アメリカ!?
うわぁ・・・・。バッファローだよ・・・ ガンマンだよ・・・ アメリカだよ・・・。納得いかないというか腑に落ちないというか、
水戸黄門を毎週楽しみにしているうちのじいちゃんが見たら
ポックリ逝きそうな衝撃映像展開中。
これがホントのアメリカンジョークとでも言うつもりでしょうか?
格さんもショックで
橋本真也みたいな顔になってます。
ストーリーとしては前回のラスボス、悪家老あんどう が牢を脱獄し国外へ逃げたため黄門様一向もそれを追って海外進出、
そのついでに現地の悪事をいつものように
世直し&世界漫遊していくのだとか。
こ、黄門様御一行が渡米!? ついに世直しもグローバル化!
うわぁ、すごいぜ黄門様、 天下の副将軍万歳!!
鎖国はどうしたサン電子。黄門様が活躍したのは17世紀中旬〜末で日本は思いっきり鎖国の時代、
しかもアメリカの西部は1849年のゴールドラッシュまでほとんど人跡未踏の地のはず。
キテレツ斎にタイムマシン作ってもらった以外に理由が見つからないこの状態、
サン電子開発陣はどう言い訳するおつもりですかな? (ドスを舐めながら)
それとイタリア面では1520年に死んだはずの
ダ・ビンチが普通に黄門様と話しているのはなんの冗談ですか?
この時点でゲームだったら落第点、コントだったら及第点なこの内容、
さすが、天下の副将軍ともなると時間と空間を超越することなど造作もない事なのでしょう。
ゲーム最初の世界MAPを見るに中国やヨーロッパ地方も旅することがわかるので、
後半ステージでは中国でケ小平、
ドイツでヒトラー閣下をお裁きしちゃうハメになりかねません。
↑世界MAP。どうせだったら中近東も世直ししてください
このままいったら
水戸黄門3で今度は宇宙を世直しだ!とかやりそうで怖いのですが、
とりあえず悪家老あんどうを追ってアメリカへと渡った黄門様御一行。
プロローグを進めていくと、宿を提供してくれた娘さんから現在町では
バッファロー・ジャンゴという悪者が暴れており、
付近住民が迷惑してるので助けてくれとお願いされました。
アメリカなんて暴力が支配する国、うっかり八兵衛が
うっかりスラムに迷い込んだり格さんが印籠出そうとして
懐に手を入れた瞬間撃たれたりと危険が一杯だと思うのですが、
そんな危険地帯にこちらの武器は助さんの刀と弥七の風車手裏剣のみ。
帰ろうよ黄門様。しかしそれを聞いた黄門様、
「これはいかん、とめてもらった おれいに なんとかしましょう」と事件にノリノリ。
え、あんどうは?このボケジジイ、アメリカ娘に発情したのか本来の目的を忘れてます。
敵は巨大な悪党一味、ここは馴染みのない異国の地。
ト・ク・ガ・ワ? Who!?もはや印籠すら意味をなさないこの状況、
言い出っぺだからさぞや具体的な解決方法があるんだろうなと思い黄門様に尋ねてみると、
「助さん、格さん。
それじゃあ頼みましたよ」 そして自分は宿屋の娘とイチャイチャ。
お前死ね!俺の親父も将来こうなるのかな・・・と不安にかられながらいよいよ情報収集開始。
前作では格さんと助さんはステージ毎に交代してたけど、今回は最初からどちらか選べるらしい。
ちなみに今回動かせるキャラは
助さん・格さん・八兵衛・弥七の4人のみで、前作からお銀と又平が外れてます。
由美かおるでは世界に通用しないというサン電子の隠れたアンチテーゼかもしれませんが、
ともかく助さんファンな私、もちろんここは助サマを選んでプレイ。
原作の助さんは堅物の格さんと違って遊び好きで、道中ご隠居といっしょにこっそりいけないお店へ行くこともしばしば。
だがここ一番ではボディーガードの本領発揮! ご隠居を守るべく悪人を格好よくみね打ちでなぎ倒す!
そんな人情味溢れる助さん、番組ではこれまで
杉良太郎・里美浩太朗・あおい輝彦といった名俳優が演じてます。
と、いうわけでゲームも助さんでGO! へへっ、格さんの出番はもうないぜ!! ああ、助サマのお顔がここに・・・・
・・・・誰だこれ?ええっ!これ助さん!? ど、どこ見てんだ助さん!! 人前なんだから口を閉じろよ助さん!!
「主食はモンシロチョウです」とでも言いそうなこのツラ構え、特別学級行きはまぬがれないでしょう。
それとも
杉さまの流し目をドット絵にしたらこんな感じとでも言うつもりでしょうかサン電子?
まったく、サン電子開発陣は遊びなのかマジなのか、
はたまた
小指が惜しくないのかわかりませんが、
そんな助サマが移動する時ケツをプリプリさせながら情報を集めていると(グラフィッカーは死ね!)、どうやら
バッファロー・ジャンゴは日本から逃げてきたあんどうが化けているらしい・・・
おいいきなりラスボスかよ。普通こういう場合、そのステージの黒幕はあんどうに命令されて悪事を働いてただけで、
もうあんどうは別の国へ逃げたなどと演出するのが次のステージへの引きも効いてて
無理のない展開だと思うのですが。
それがいきなりラスボス。桜木が庶民シュートを覚えた次の日
山王戦開始なこの展開、早くもシナリオのクソっぷりが伺えます。
またこのゲームはAボタンで町行く人々から話を聞けるのですが、手がかりとなる情報以外は非常にアメリカナイズ爆発で、
「ヘイ ! バッファロ〜には きを つけなサ〜イ」
「ヘイ ! ワタシ にっぽんの ニンジャに あいたかったのデ〜ス」
「ハハ〜ン フフ〜ン オオ ナイス!」・・・なんだか普通にムカつきますが、さらに一般市民を攻撃すると「やられメッセージ」が出てきて、
ボコッ>
「オオ ! いたい デ〜ス!」
「オオ ! にっぽんの チカ〜ン」
「ヘイ! アナタ にっぽんの はじさらし デ〜ス!」
助さん、わざわざアメリカまで来て
にっぽんのはじさらし言われてます。
さすが、
ネコを乾かそうとして電子レンジに入れる国の言うことです。こんな時代に日米間の確執が生まれていたなんて!
多分これが原因で
日本は原爆を落とされたんだと思いますが、
それにしてもこの水戸黄門2、ゲームバランスが悪すぎて金や体力がすぐ無くなります。
敵は触れるだけでスパルタンXの如く体力メーターを奪っていくし、
回復や攻撃アイテムは購入するしかないので金が全然足りません。
コンテニューにまで金がかかるのはただの嫌がらせだと思うのですが、
それにしたって助さん格さん、敵に
3秒触れてただけで死ぬのはどういうことでしょうか?
俺の杉良太郎が
こんなに弱いはずがない。またゲームオーバーになるのはなにも体力がなくなった時ばかりとは限りません。
ゲーム内には時間が設定されており、夕方時刻を過ぎると突然画面が暗くなって
あぁ!!暗くて探索できないということで即ゲームオーバー。
泊まれよ。更に手に入れた証拠アイテムを使うタイミングで間違ったアイテムを選択した時も
一発ゲームオーバーとなり、
それまでの苦労が水泡に帰します。
クソなエロゲーによくある手法です。ちなみにアメリカ編で手に入る証拠アイテムは敵の手下から押収した葉巻、ガンベルト、
マシンガン。「そうび」コマンドは?
所持金が無くなるのはそれだけゲームオーバーに近づくわけで
一応八兵衛に変身してミニゲームをすれば金を増やすことはできるのですが、
その変身アイテム(どんぶり)を手に入れるには敵を倒す必要があり、これがまた
totoの当選以上に出やしません。悪人30体倒しても出なかったときはさすがにボク、開発陣を
遠山の金さんに斬ってもらおうかと思いましたよ!
しかも敵を一定数以上倒すと
恐怖のレッドストッパー、お民ちゃん(サン電子キャラじゃお馴染み)が登場。
そのブッサイクなツラで
「わたしキレイ?」と近寄り、捕まると操作不能なうえ
体力が半分削られます。性能的に
NASAで開発されたと思われるこのお民ちゃん、逃れるには店でアイテム「花」を買わねばいけません。
つまり・・・
1. 体力が減る
↓
2. 体力回復アイテムや花を購入 (お金が減る)
↓
3. お金を増やすため、八兵衛変身アイテム(どんぶり)を取ろうと敵を倒しまくる
↓
4. どんぶりが出ないうちにお民ちゃん登場
↓
5. 花がなくなり、
余計に金がかかる ↓
6. なにもできずにタイムオーバー
泥沼。しかもアイテムは買えば買うほど
次から値段が高くなるという
ぼったくり条例違反な店ばかりで、
余計ゲームオーバーの確率が高くなるという悪夢のローテーション。
うっかりしてるのはサン電子ですよとご忠告したくなるこの展開、
ヘイ! アナタ達にっぽんのはじさらしデ〜ス!
| ■(セリフ)母ちゃん、そんなに心配すんなよ。水戸黄門嫌いな俺だけどさ、人にはそれぞれあったゲームっていうもんがあるんだよ |
脇役がこれほどひどい目にあっていて
主役がまったく活躍しないゲームというのも珍しいとは思いますが、
さてその黄門様、顔を合わせば
なかなかのクサレジジイっぷりを見せてくれます。
体力も金もなくなり、うわぁ〜ん助けてくれよ黄門様ぁ〜とばかりに元の宿屋に戻ろうとすると、
ジジイは宿屋の娘とのツーショットを邪魔されたのが頭にきたのか、ムキーッとばかりに眉をつり上げ
「まだしょうこをあつめてないのですか! ダメですよそんなことでは! さぁはやくいってらっしゃい!」
そして外にほっぽり出される助さん。
助さん、悪いことは言わない。
さっきのマシンガン使おう。自分の中の悪魔を解放するんだ・・・とARMSのごとく囁いてみるものの、当然ゲームは続きます。
この後、八兵衛変身アイテムのどんぶりを取るため
アメリカ人の屍を築きあげたり、サン電子がグラフィックをケチったのか丘を登るためのジャンプ地点が他のグラフィックパーツと区別がつかず
見当外れのところをジャンプし続けて
弥七が撲殺されまくったりと
無益な殺生を
したりされたりすること数回、やっと手がかりメーターをMAXにする事ができました。
オラァッ 出番だよジジイ!!
↑恒例のお裁きタイム。どうでもいいけど悪人、黄門様にケツ向けてます。やっと主役の登場です。散々待たされたのかカメラ目線で張り切ってます。
だが、だがここで油断してはいけません。最後の最後で証拠アイテムを相手に突き付ける選択肢が登場します。
マシンガン はまき ガンベルトちなみに
はまきを選ぶと 「あぁ!?しるかそんなもん」 とジャンゴが拳銃ぶっ放して
黄門様、即死。一発ゲームオーバー。
私的には
これがベストエンディングだと思うのですが、正解は
ガンベルト→マシンガンの順。
ガンベルトを見せて
『このガンベルトが現場に落ちていた。ほれ、ここにジャンゴと名前が書いてある!』と
小学生の考えた推理小説みたいな問答で相手の容疑を立証したあと、マシンガンを選択する黄門様。
あぁ、ここでダメ押しとして押収したマシンガンを相手に見せつけ、言い逃れできなくさせるわけか。 やるなぁ黄門様・・・・
と、思いきや、
突如ジャンゴにマシンガンを向ける黄門様。
ジャンゴ 「ご、ごめんなさ〜い。撃たないで〜」い、威嚇してるよ黄門様!!OH! いつから黄門様は
銃火器で相手を脅すようになったのデスカ!?
このマシンガンはみつくにじゃないとそうびできないが、それでもいいかね? はい/いいえそしてマシンガンで撃たれたくないジャンゴ、「自分はあんどうです」と白状し罪を認め牢屋行き。
悪党一味も解散して、町には平和が戻りました。アメリカ編、めでたく終了。
うーん・・・私的にはこれにて一件落着どころか
黄門様に別の容疑が浮かんできたのですが、
ともかくアメリカを後にする一行、
せっかくだからとドイツへ向かいます。ステージ2はドイツです。
アメリカ編だけでもだいぶ肝臓の方をやられた私。 ま、まあこんな悪夢は2回も続かないだろう・・・・
で、ドイツ編スタート。
黄門様 「やどをかしてくれてありがとうございます。 あれ、おかおのほうがすぐれませんが・・・?」
宿の主人 「はい・・・さいきん きゅうけつき が まちをあらしておりまして・・・・」
きゅ、吸血鬼?
!?
!?・・・・・もう、日本に帰ろうよ黄門様。