兄「へえ、咲耶も考えたのか」
千影「兄くん・・・何だか嫌な予感が・・・」
兄「まあまあ、千影も聞いてみようよ。タイトルは何て言うの?」
咲耶「美女と野獣よ」
千影「美女って・・・」
咲耶「もちろん、私よ」
兄&千影「・・・」
咲耶の語り
昔々、とある村にとても美人なことで有名な咲耶という娘がおりました。
ある日、彼女は木の実を取りに行った山奥で迷子になり、
古びたお城に迷い込んでしまいました。
実はそこは野獣になる呪いをかけられた王子さまが住んでいました。
兄(野獣)「娘、私が怖く無いのか?」
咲耶「あら、お兄様ですもの。外見がどうであろうと怖いわけ無いわ」
兄(野獣)「いや、そう言われると実も蓋も無いような・・・」
咲耶「それでお兄様の呪いはどうやったら解けるの?」
兄(野獣)「誰かの愛を得れば呪いが解けるのだ。 だが、こんな姿をした獣を誰が愛してくれるというのだ!」
咲耶「もちろん、お兄様を愛するのは世界で一番お兄様が好きな私よ。 私がお兄様を愛してあげる」
兄(野獣)「本当か?」
咲耶「ささっ、お兄様。寝室に行きましょう」
兄(野獣)「ちょ、ちょっと待って。もしかして・・・」(汗)
咲耶「もちろん。お兄様を愛してあ・げ・る」
兄(野獣)「だあああああ、咲耶待ってくれ。心の準備が・・・」
咲耶「ほらほら、お兄様早く〜」
兄(野獣)「
あーれー、お助けえええぇぇぇぇ・・・
」(ずるずる)
こうして、呪いが解けた王子様は咲耶と共に幸せに暮らしたそうです。
めでたしめでたし。
咲耶「お兄様。どうだった、私のお話」
兄「い、いや、感動的だったと思うよ。でも少し強引じゃないかな」(汗)
咲耶「いいえ。お兄様は私の愛が必要だったのよ、私の愛が」
千影「・・・この話は・・・ 兄と野獣 に改名した方がいいね・・・」