咲耶「ねえ、お兄様。亞里亞ちゃんのお家のお部屋が余っているっていうから、 しばらく家族でそっちに住んでみましょうよ」

兄「うーん、迷惑じゃないのかなあ・・・」

咲耶「離れの建物だから大丈夫よ。家族でもうずーっと一緒に住んでいないから、 一緒に暮らしてみましょうよ」

兄「まあ、そういう話なら試してみるのも悪くないね」





二日後、昼食

春歌「兄君さま、あーんして下さい」

兄「あ、うん」

千影「・・・春歌ちゃん、ずるいな。兄くん・・・あーん」

兄「あ、ありがとう」(汗)

花穂「花穂もお兄ちゃまのためにがんばる。はい、あーん」

亞里亞「亞里亞もやりたいです。にいや、あーん」

鈴凛「あ、ずるーい。アニキ、私のも食べてよ」

咲耶「こらこら、喧嘩しない。お兄様に食べさせるのは順番よ」

兄(じゅ、十二人分も食べれるかなあ)




家族の団欒

雛子「おにいたま、おひざのうえにのっかっていい?」

兄「うん、いいよ」

咲耶「あー、ずるい。お兄様、隣で腕を組んでいいかしら?」

兄「あ、別に構わないよ」

衛「あにぃ、背中貸して」

可憐「お兄ちゃん。可憐、お兄ちゃんの足に抱きついていい?」

白雪「じゃあ、姫は・・・」

兄(う、うおおおお、重いし息苦しい。これじゃミノムシだ)




トイレ前

兄「うー、妹達と過ごせるのはいいけど。これはちょっときついな」

ガチャ

鈴凛「あ!」

兄「わわわわわ、鈴凛入ってたの!? ご、ごめん」

鈴凛「別にアニキ入ってもいいよ。その・・・兄妹なんだし」(真っ赤)

兄「ぶ、ブハッ。べ、別のトイレ探すよ」(逃亡)




風呂にて

兄「あー、あやうくまた鼻血を出すところだった。 しかし妹たちが張り合ってるのか、いつもよりみんな過激だな」

咲耶「お兄様、お背中ながすわね」

兄「さ、咲耶。別にいいよ」

咲耶「そんな遠慮しないで」

兄「だ、だって咲耶。バスタオル一枚じゃないか」

可憐「お兄ちゃん、可憐が頭洗ってあげますね」

四葉「チェキー、兄チャマ。四葉が体洗ってあげます」

白雪「じゃあヒメは足を」

千影「私は・・・腕かな」

鞠絵「では、私は・・・」

兄「だああああ、みんな入ってきちゃダメだよ」 咲耶「そうよ、みんな押さないで・・・あっ」(ハラリ)

兄「あ、あべし」(大出血)





兄の個室

兄「うー、血を失い過ぎた。今夜はさっさと眠ることにしよう」

十分後

兄「ん、何の音だ?」

可憐「お兄ちゃん」

兄「か、可憐どうしたんだい?」(汗)

可憐「か、可憐前からおに・・・」

咲耶「お兄様、今夜は二人の永遠に残る記念日に・・・」

可憐「さ、咲耶ちゃん。何やってるの?」

咲耶「そ、それはこっちの台詞よ」

白雪「ヒメ、にいさまなら・・・」

千影「兄くん・・・今宵は前世で過ごしたあの夜のように・・・」

衛「あ、あにぃ。ボク、我慢が・・・」

春歌「兄君さま、はしたないと感じられるかもしれませんが・・・」

兄「ちょ、ちょっとみんなそんな薄着で抱きついちゃ・・・ げぶっ」(大出血)





翌日、共同生活は兄の入院で中止となった





咲耶「はぁ・・・せっかくみんなで住めると思ったのに」

兄「何となく父さんが家族を分けた理由がわかった気がする」(げっそり)

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